北海道の暮らしとは。
皆さんが思い描く北海道の暮らしとは、こんな感じでしょうか。でも現実は違いますよ。札幌市は大都会で住宅が密集しマンションだらけ。札幌市で暮らすアウトドア好きは、焚き火がしたくてキャンプ場を目指します。北海道だから薪ストーブが普及していると思うでしょう。いやいや正確な数字は解りませんが、北海道の世帯の10%に届いて無い。もっと少ないかもしれません。薪ストーブは維持管理が大変です。そして最大のネックは薪の確保です。

私の知り合いで薪ストーブを使用している人も居ます。薪を買う人と買わない人は半々。現実は買う人の方が多いのでは。薪を買わない人の薪集めは大変な労力なのです。裏山から伐採出来る人は限られます。確かに薪ストーブは暖かい。残り火が有ると夜中も室内温度は変わります。都会と田舎では薪の販売価格は違います。薪ストーブに投入出来るサイズの薪は高い。私の知り合いは原木を自分で切ってます。機械で切るのかと驚かないでください。斧で割っていたら量が追い付かない。北海道はそれだけ寒い。大量の薪が必要なのです。薪ストーブを買うなと言う話しでは有りません。理想と現実を正しく理解して、アウトドアを楽しんで欲しい。リアルな北海道の田舎暮らしをお伝えしました。